今月は、印象に残る2件の契約がございました。
1つは、売買の契約、1つは、建築の契約の立会いです。
いづれも、数ヶ月前からと数年前からの案件でした。
不動産を今後どうするかとの事からスタートで、
売買しようか賃貸にしようかどうした方が良いだろうとオーナー様よりご相談を頂いたのですが、
1件は、現在の売買相場と、居住用財産の3000万円特別控除を利用できるので、売買の方がお客様にプラス。
1件は、現在の売買相場と、将来の資産継承、既存物件の状態など、長期的に不動産を生かしていく事を考えていくと、建替えがお客様にプラスでした。
不動産は、本当に知識がある、知識ないで、お客様が大きく得をする場合もあれば、
損をしてしまう場合もあるのだと、つくづく痛感しました。
まだまだ、至らない事が多く、上司の手を止めて何度も教えて頂き、
自分がお客様の立場だったらと、一生懸命に考え、何度も計算し、
不備はないだろうかと、ピリピリ、寝ても覚めてもその事ばかり考えておりましたが、
ひと段落付き、お客様や関係者の方の笑顔を見ると、本当に良かった思えました。
皆様、本当に有難うございます。
最後に、わたしがこんな事を言うのは、本当にはずかしいのですが、
もし、お客様が、不動産を売る貸す保有するなど、考える機会がありましたら、
いろんな可能性を判断してから行動して頂ければと思います。
賃貸だけの知識や、売買だけの知識で、リフォームだけの話などなど、
一面的なことだけの、アドバイスを受けると、
早く、高く売れてよかったと思っていても、税金などで結果的に損している。
良い条件で借りてもらう事ができたと思っても、貸した事でのデメリットで、
こんな、はずじゃなかったと思う方が一人も出ない様にと思います。
不動産には沢山の可能性、選択肢、問題解決方法ありますので、、、
有我 純
賃貸か売買か
2013年5月28日