先月号でまず、「命のドック」で精密検査を受けること、二番目に、命の次に大事な「財産ドック」のROA診断をうけること、そして三番目に、高齢化に伴う男女の「健康寿命」の平均をお知らせしました。
さて、今月はこの内の二番目の「財産ドック」すなわち資産の大半を占める不動産について、2016年の本年後半から2026年までのおよそ10年間、不動産市場の動向について、大胆に予測し一覧表にしてみました。
不動産は金融政策によって上下します。
一覧表に寿命のある自分の年齢や家族の年齢を記入してみると…不動産市場動向を考慮し計画的に運用していくことこそが大切なのだと改めて確認できます。これは、オーナー様のファイナンシャルプランと言えます。
今後の不動産の市場動向は、2018年前半までは金融緩和と予測出来ます。使われていない不動産、低収益の不動産、駅から遠い不動産は「現金化」して質の良い資産に組替えをして下さい。
2020年のオリンピック開催、その2年後には「生産緑地の解除」が控えております、土地の大量供給が始まり建築ブームが再来し、家賃は更に下落していくでしょう。更に少子高齢化が進み土地価格も下落の一途ではないかと予測されます。