・無防備な資産運用をしていませんか?
資産運用状況が、かなり悪いケースが増えています。「キャッシュフローを追求した」経営が出来ていないことが原因です。
とくに、今から15年前(平成12年以前に20戸~40戸位のマンションを建築)に億単位のお金を満額借り入れしている方には、デッドクロス現象が発生しているはずです。
デッドクロスとは
①設備関係の減価償却がなくなり、本体のみの償却になっている。
②15年経過すると金融機関の返済は元金返済が多くなる一方で金利返済が少なくなり、
この時期には減価償却額と元金支払額のラインが逆転(クロス)します。
この現象をデッドクロスといいます。この現象が起こると確定申告の際、計上できる経費が少なく、
課税対象額が多くなる為、所得税を多く支払うことになります。
デッドクロス現象に拍車をかけているのが現在の練馬区の市場動向です。ホームズの調べでは入居率が84.5%、家賃の下落が毎年1%以上ということですから、オーナー様は空室と家賃下落で収入が減り続けています。
このことがデッドクロスの悪影響を大きくし、オーナー様の懐具合がますます悪くなっています。ケースによっては金融機関への返済が出来ないという事態も考えられます。
特に現在、サブリースをされている方は収入減が予想されます。
サブリース契約更新時には必ず大幅値下げ要求されるため注意が必要です。
オーナー様にとって大変厳しい時代が続きますので、キャッシュフローの追及を常に心がけた資産運用をお勧めします。