アパート・マンションを健全に経営していくには次に挙げる六つの指標が欠かせません。
1つ目は、EGI(エフェクテッド・グロス・インカム)実行総収入と言い、
空室の未収損や雑収入を織り込んだ収入を表します。
2つ目は、OPEX(オペレーション・エクスペンシス)運営費です。
固定資産税をはじめ管理費や保険料、共用水道光熱費、定期清掃費等運営における経費を言います。
3つ目は、NOI(ネットオペレーション・インカム)で営業純収入または、実収入を表します。
その物件が生み出すネット収入で物件の力とも言えます。
4つ目は、ADS(アニューアル・デット・サービス)は年間負債の支払額です。
元金+金利の年間ローン返済額になります。
5つ目は、CF(キャッシュフロー)です。
この額が多ければ安心ですが、少ないとどこかで問題が起きているはずです。
6つ目は、ROA(リターン・オン・アセット)です。
これは総資産利益率実質の利回りを算出します。
こうして、アパマンの稼ぐ力を数値で判断します。例えば、大泉地区でROA6%以上あれば合格です。
また、NOI÷ROA=V(バリュー、価格)を算出する事が出来ます。
これを収益還元価格と言います。
当社では現状認識をして頂く為に、オーナー様自らが『経営診断シート』を作成して、課題、問題点を探って頂けるお手伝いをしております。