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手元資金の拡大

2010年3月3日


今月は、アパート・マンションのキャッシュフローの改善について、お話しさせて頂きます。キャッシュフローとは、事業活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差引いて手元に残る「資金の流れ」のことを言います。「売り上げは最大に、経費は最小に」を徹底して実践すると、このキャッシュフローは確実に改善され、オーナー様の手元に残る資金が多くなります

キャッシュフローを改善する為には資金の流れを細部まで把握し、分析する必要があります。そこで、パソコンの表計算ソフト「エクセル」を使って月ごとの一覧表を作成することをオススメします。項目ごとに毎月の収支の数字を単純に打ち込むだけです。記入する項目は大きく分けて以下の7項目になります。

①賃料

②その他収入(自販機・看板等)

③総営業収入(GOI)=①+②

④運営コスト=各種支払いの合計

⑤営業利益(NOI)=③-④

⑥毎月の借入金返済額

⑦税引き前キャッシュフロー(CF)

経費にあたる④運営コストには

①共用部分の電気代

②共用部分の水道代

③消防点検(エレベーター保守管理)

④定期清掃

⑤固定資産税

⑥損害保険

⑦管理委託費用

⑧共用部分の修繕費(蛍光灯・ポンプ交換等)

⑨専用部分の修繕費(エアコン・給湯器等)

⑩その他

などの項目があり、この項目については別表を作って管理するとよいでしょう。「給湯器の交換はいつごろいくらで行ったか」など、出来るだけ細かく履歴を残しておくといいですね。試しに一覧表を作ってみましょう。

「なかなか、自分ひとりでは・・・」と思われる方はぜひ、当社にご相談下さい。担当者が丁寧にご説明させて頂きます。

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