スペインの哲学者オルテガは、権利よりも自分の義務を慮(おもんぱか)り、公益に尽くし実行する人間を「精神的貴族」と言い、与えられた義務も果たさず、権利ばかりを主張する人間を「精神的労働者」と言いました。「貴族」や「労働者」は階級的な意味ではなく、その精神のあり方を説いたと言います。
孔子は、「君子は、義に敏感であるが、小人は利に敏感である」と言いました。つまり立派な人物は、物事の判断や実践をするとき、道義を基準にするが、小人、つまり、つまらない人間は一事が万事で、自己中心的な考え、実行もしないと。
現場の巡回点検中、車で日々移動しますが、
わたしと庄司君で、僕たちは『交通貴族!』と勝手に命名して、
人にやさしい運転を心がけております。
貴族たるもの、ノブレスオブリュージュです!
おじいちゃん、おばあちゃん、お子さん、ママさん、やさしく安全、人に道を譲る!
交通貴族の務めである!と勝手に言っております。交通貴族ですから、志だけは高いです。
でも、しゃべるドライブレコーダーさんに、『ブレーキはやさしく踏んでください。』『ふんわりアクセルを心がけてください』
良くご指導いただいております。ドラレコさんの意識はかなり高く、すごく評価厳しい!
5回に1回ぐらいでしょうか、『運転評価はAです』と褒めれるので、
さっきの運転は、僕だ、いや私ですよと、庄司君と言い合っております。