アパマン経営改善シリーズ №3
キャッシュフロー経営のすすめ、これを分かり易くしたのが下の数式です。
①収入 ― ②経費 = ③実質収入 ― ④銀行ローン
GOI OPEX NOI ADS
=⑤キャッシュフロー CF
10月号では売上最大、11月号では経費最小活動を行い、
今月12月号ではその結果、実質収入が最大になった訳です。
今月は、実質収入③についてです。
不動産投資では、この実質収入をネットオペレーションインカム=NOIといいます。
(ナンバーワンではありませんので念のため。)
このNOIは収益物件が生み出すネット収入です。
これは物件の力と言ってもいいと思います。
不動産投資では実質収入を基に市場価値=価格を算出できるのです。
V(価格)=I(実質収入)÷R(利回り)
I=NOI実質収入になります
R=利回りを示し%になります
V=バリューといって価値、つまり価格を指します
(例)I=1200万円・R=6%の場合1200万円÷6%=2億円という価格になります。
もし空室が発生して実質収入が1100万円になった場合、
Vの価格は1100万円÷6%=18333万円という価格になってしまいます。
収益物件を算出する場合は、上記のような算式を使って不動産評価をします。
これを収益還元法といいます。
また収益物件でない場合は、取引事例法といって、
実際の取引事例から査定価格を算出します。
今後、収益物件は収益還元法で算出されますので、
如何に入居をキープできるか、不動産管理会社の力量が試されます。
次回はADS(銀行返済額について)お話しさせて頂きます。
★賃貸経営にお悩みの方は、練馬区大泉学園のセンチュリー21西村不動産販売にご相談下さい。