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相談役の相談コーナー

アパート、マンション経営の要諦

2017年12月30日


アパマン経営改善シリーズ №3

キャッシュフロー経営のすすめ、これを分かり易くしたのが下の数式です。

①収入  ―  ②経費  =  ③実質収入 ― ④銀行ローン

GOI      OPEX      NOI         ADS

=⑤キャッシュフロー CF

 

10月号では売上最大、11月号では経費最小活動を行い、

今月12月号ではその結果、実質収入が最大になった訳です。

今月は、実質収入③についてです。

不動産投資では、この実質収入をネットオペレーションインカム=NOIといいます。

(ナンバーワンではありませんので念のため。)

このNOIは収益物件が生み出すネット収入です。

これは物件の力と言ってもいいと思います。

不動産投資では実質収入を基に市場価値=価格を算出できるのです。

V(価格)=I(実質収入)÷R(利回り)

I=NOI実質収入になります

R=利回りを示し%になります

V=バリューといって価値、つまり価格を指します

(例)I=1200万円・R=6%の場合1200万円÷6%=2億円という価格になります。

もし空室が発生して実質収入が1100万円になった場合、

Vの価格は1100万円÷6%=18333万円という価格になってしまいます。

 

収益物件を算出する場合は、上記のような算式を使って不動産評価をします。

これを収益還元法といいます。

また収益物件でない場合は、取引事例法といって、

実際の取引事例から査定価格を算出します。

今後、収益物件は収益還元法で算出されますので、

如何に入居をキープできるか、不動産管理会社の力量が試されます。

 

次回はADS(銀行返済額について)お話しさせて頂きます。

★賃貸経営にお悩みの方は、練馬区大泉学園のセンチュリー21西村不動産販売にご相談下さい。

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