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ウッドショック(アメリカ・中国・日本)

2021年10月22日


昔のオイルショックといえば、スーパーで争って、トイレットペーパー買い出しの現場を思い出します。ところが今回はウッドショックです。建築業界や林業界では、ウッドショックが起きたと大騒ぎになっています。今年に入ってから世界的に木材価格が急騰したのです。アメリカでは3倍、日本でも2倍以上になったといいます。設計した住宅が計画通り建たないと建築会社では悲鳴を上げています。その原因は、アメリカもコロナの蔓延から市民がリモートワークをはじめて、やがて狭い大都市から郊外へと移動、そしてリフォームや新築ブームが到来して、一大需要と化したのです。この現象は日本もほぼ同様といえますし、中国でも同様なケースがあるということです。

壁紙のサンゲツ・東リ(国内1位・2位)が値上げ

さて、これらの影響がとうとう、私たちリフォームを取扱う業種にも波が押し寄せてきました。新聞紙上では既に6月中旬頃に、「大和・積水、住宅値上げ」ウッドショック、日本に余波ということで報道されています。「また壁床材全面値上げ」ということで国内最大手のサンゲツや2位の東リも内装工事会社向けに値上げを発表しております。値上げ幅はおよそ13~18%程度、塩化系床材で15~20%と値上がり通知を出しております。

私たちは内装業の複数社から値上げの通知を受けており、「9月15日以降の発注分から新価格」となります。こういう厳しい内容になっております。

 

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