最近のアパート経営を分析してみると、オーナー様の収益が悪化しております。悪化の原因は、
①家賃の値下げ
②空室の増加
③退去リフォーム費用の増大
④募集の広告費用負担
⑤固定資産税の値上がり
などがあげられます。
これらの理由から、手元に残るべきキャッシュフローが厳しくなっているのです。このキャッシュフローを具体的に説明しますと、
キャッシュフロー = アパート収入 -( 固定資産税 + 管理費 + 保険料+ 修繕費 + 借入返済 )
ということになります。正確には税引き前キャッシュフローです。
これを改善する手段は、上に掲げたそれぞれの原因に対する対策ですが、特に空室対策と修繕費及び借入返済の対策がポイントです。中でも、金融機関に対する借り入れ条件の変更は即効性があります。例えば、元金の一部返済をして支払い期間を延長すると毎月の支払額がグッと減ってきます。その結果キャッシュフローが増えることになります。企業で言えばキャッシュフローがゼロに近くなると倒産ということになります。
当社ではアパート診断を実施して健全経営のお手伝いをしております。ぜひ、お申し付け下さい。