今月は、人口の変化に伴って賃貸市場がどのような変化を求められるのかについて考えてみましょう。
現在、日本の人口は2004年の1億2,778万人をピークに減少し続けています。
この傾向は今後も続き、2100年にはなんと、5,000万人になると考えられています。
加えて少子高齢化が進み、40年後には現在より人口が30%減少、その人口の50%が50歳以上、3人に1人が65歳以上となります。
世帯数も減少し、今までの「両親と子供二人」といった都市部核家族から「夫婦のみ」と「単身」世帯が50~60%を占めるとみられています。
また、下表のように高齢になるほど女性の割合が増え、この傾向は変わりません。
このように遠くない将来には、少人数世帯の住まいが主流となり、住まいに対する個々のニーズも非常に多様化することでしょう。
以上のことから、これからの賃貸ビジネスは高齢化・核家族・女性がキーワードになります。
賃貸住宅の新築やリフォーム・リノベーションの際にもこれらキーワードを意識し、顧客のニーズに合った施工が必要になります。
ぜひ、ご相談下さい。