景気の足踏み状態が続く昨今、借主の家賃滞納が増えてきております。事情を聞くと、「仕事がない」という理由が多く,この状態は今後しばらく続きそうです。連帯保証人に代わり借主の家賃を保証する保証委託会社も、保証委託料を値上げしてきました。株式会社ﾘｸﾙｰﾄﾌｫﾚﾝﾄｲﾝｼｭｱは初回保証料を家賃等の0.5ヶ月分から２倍の1ヵ月分へと大幅値上げに踏み切りました。

滞納者が増加傾向にある限り、遠からず他の保証会社も追髄してくるでしょう。また株式会社ＶＥＳＴＡという保証会社では差し押さえにより、借主から集金代行した家賃をオーナーや管理会社に送金できない事態が発生しました。まれな例ではありますが、集金代行のリスクを感じさせる事件です。

契約の自己責任が問われる昨今、保証会社は慎重にかつ賢く選ばなければなりません。また、その為の情報収集も大変重要になってきています。もちろん滞納をしない入居者を選ぶノウハウや冷静な判断力も今後の賃貸経営には欠かせません。パイロットがリストラされるこんな時代だからこそ、保証会社の利点を活かしつつ、人柄重視の入居審査でよい入居者選びを実践してください。当社がお手伝いさせて頂きます。