東日本不動産流通機構(東日本レインズ)より、首都圏における2013年度(2013年4月~2014年3月)の不動産流通市場の動向の中で中古市場の注目すべき点は下記のようになります。
◎中古マンションの取引が活発になり、成約件数・単価・価格とも上昇しています。
◎中古一戸建住宅は、成約件数が3年連続増加傾向です。但し、成約単価・価格はほぼ横ばいとなっております。
中古一戸建住宅の成約単価が横ばいにも係らず、中古マンションの成約単価が上昇している理由として以下の事が考えられます。
①東京オリンピック効果
②建築費の上昇(震災復興需要)
③投資マネーの集中
④景気上昇予想
土地・建物の価格は今後も「需要」と「供給」で決まります。
但し、近い将来必ず来るであろう「少子高齢化社会」と人口減少の影響も忘れてはなりません。