9月1日にNHKスペシャルで放送された内容によると、今後30年以内に首都圏直下型地震は70%の確率で起こるそうです。不況の今、地震が起これば、精神的にも物質的にも多大なダメージをうけるでしょう。しかし、防災への意識と少しの経費でリスクはかなり軽減できます。
今回は、人命と資産を守る方法をいくつかご紹介しましょう。まず室内で出来ることとして、
・家具類の転倒防止、ガラスの飛散防止
・防火と消火器の設置
・災害時の避難方法の確認
などが挙げられます。これらは今すぐ出来、大変効果が高いので、必ず実践して頂きたいと思います。
次に実際に地震が起きた場合、
・最低3日以内の水・食料・燃料などの備蓄
・非常用の持ち出し袋の用意
・家族や知人との連絡方法の確認(NTTの災害ダイヤル「171+市外局番+自宅の電話番号」が利用できます)
が役に立ちます。命や生活をつなぐ手段としてぜひ、ご準備下さい。
最後に資産の安全対策です。建物については耐震診断や耐震補強、地震保険などが有効です。診断や補強は少額では出来ませんが、政府の援助が受けられる場合があります。地震保険には様々なタイプがありますので、加入する際には必要な保証が含まれているかしっかり確認してから契約しましょう。
「備えあれば憂いなし」ですが、どんな時も冷静に考え行動できる「平常心」も養っておきたいですね。