- 木造住宅の寿命は何年か?
国土交通省がこれまで公表してきた資料によれば、木造住宅の寿命は27年~30年としています。
ところがこうした数字は、取り壊された建物の築年数であったりして、実態を反映した正確な数字ではありません。
現実には、築40年・50年経過しても十分に使用できる建物も多いのが実態です。
ちなみにイギリスでは140年程度、アメリカは100年前後、ドイツやフランスでは80年前後という統計が出ています。
住宅の寿命については多くの研究があり、早稲田大学の小松教授らが行った「建物の平均寿命推計」の調査(2011年)によれば、木造住宅の平均寿命は64年としています。
適切な点検や修繕を行えば、平均寿命はもっと延びると思われます。
但し、耐震補強や修繕費用が高額にかかる場合は建替えした方が良いでしょう。
参考:インターネットサイト HOME’S PRESS