大手住宅メーカー等がアパート建築の注文を取るときに、オーナー様の空室の心配を取り除くのにメーカーの子会社等がアパートを借り上げして入居者に転貸する方法がサブリース契約です。確かにサブリースしてもらえれば空室の心配はなくなります。30年間一括借り上げを前面に出している会社もあります。（実際は、家賃は２年に１回改正できます）

その実態はどうでしょうか？サブリース会社は、サブリースで利益を出して運営しています。その為、利益が出ないものは扱いできません。1年または2年間の運営実績を元に、こんなに入居状況が悪く採算が合わないから賃料を改定してほしいとオーナー様に詰め寄ります。

どんどん家賃を下げるので改定を断ったら、サブリース契約を打ち切られたというケースが多く起きているようです。また新築から築10年位までは、特に賃貸経営で収入等も安定して一番良い時期です。その時期に銀行等の借入返済をできるだけ行う必要があります。

そんな時期もサブリース会社の利益の為に、犠牲になって本当に良いのでしょうか。