確定申告が終わるとやれやれひと段落と思っている方が多いと思いますが、実は税務署はこれからが本番なのです。申告書をすんなり受領しても、その申告内容までOKとなったわけではありません。
税務署では申告書の受領後、すべての申告書をチェックし疑義のあるものをピックアップして税務調査を実施して、10月ごろまでに所得税の調査を終了させます。
申告書提出から10月までの期間に税務署よりくる連絡には
①ハガキによる照会状
②電話連絡
③実地調査
があります。
4月末まで
多いのが申告書の添付資料の漏れなどです。
例えば源泉徴収とか医療費領収書・生命・損害保険等の控除証明書です。
5月~6月末まで
財産債務の明細書、いわゆる各種所得控除や住宅控除に対する問い合わせです。
怪しいと税務署が感じた場合呼び出し状を送付します。
7月~8月末まで
7月以降の呼び出し状は、かなり疑わしいという場合です。
こういう方は税理士に助けを求めましょう。