・デットクロスにご注意!
まもなく、或いは既に税務署から確定申告の用紙が送られて来ていると思います。
この為オーナー様は必要書類を添えて税理士さんへ書類を渡している事でしょう。
この申告で気を付けなければならないケースを申し上げたいと思います。
それは、次のようなオーナー様方です。
①木造アパートで22年以上経過し、既に借入れがない方。または、少ない方。
②RCマンションで25年以上経過している方。
以上の方は「デットクロス」現象に入っている可能性があります。
課税対象額が増加して、税金を多く支払うことになる可能性が高いのです。
その理由を申し上げますと
①の木造アパートは減価償却がゼロになっており、借入がないものですから金利負担もゼロなので引くものがない為、課税対象額が上がります。その結果税金が増えます。
②のRCマンションで25年以上経過している場合、付属設備も15年で償却済みになっており、併せて金利負担が少なくなってきていることです。
つまり、「原価償却と金利負担が重なって」損金計上するものがないという現象を
株式用語を使って「デッドクロス」といっております。
この現象を防ぐ方法の一つとして、リフォームがありますが、
30万以上のリフォームは一括償却できませんので、やはり計画的に経営をしなければなりません。
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