昨年暮れは、安倍政権の第一の矢、第二の矢が効いて、株価が18,000円近くに上がり、また雇用も改善しましたが、第3の矢が思わしくありませんでした。この為、消費税は延期となり、政府自民党は民意を問うために総選挙を実施しました。有権者は安倍自民党に期待して自公を大勝させましたが、延期した消費税増税までに本当に景気が良くなるのでしょうか。
景気については神頼みですが、今年はより一層厳しくなると覚悟し、まず「現状認識」ということで所有されているアパート、マンションのキャッシュフロー診断をしてみましょう。
アパート、マンションを多く所有している方ほど、このキャッシュフローが見えなくなっております。主な理由は空室問題・滞納問題・修繕費のかけすぎ・ローン支払いの厳しさなどです。手元にキャッシュが残らないということもあります。賃貸経営は手元に現金が残るキャッシュフロー経営でなければなりません。これが経営の基本です。
今年から、家賃収入がいくら入ったか、そして固定資産税・保険・管理費及び修繕費や水道光熱費をいくら支払ったかを毎月帳簿に記録して下さい。何がよくて何が悪いのか確認できます。