相続を無事円満に乗り切る大前提は、家族で争わないことです。その為には、「すべての情報をオープン」にする事です。隠すことが疑心暗鬼を呼び、お互いに譲る気持ちになれず争いになってしまいます。生前に、財産について話し合いをしておけば、争う余地がありません。従って、遺言を作ることと、遺言の内容は相続人に知らせておくことです。
意思を伝えるための四原則
① こっそり作らない・・・全員に知らせる
② 遺産分割は公平に・・・遺留分に配慮する
③ 公平にならない場合は・・・付言に理由や意思を書いておく
④ 財産のことだけでなく感謝や気持ちを伝える・・・意思を残すことは最良の説得材料で価値がある
遺言書つくりの順序
① 相続人の確認・・・家系図を書く
② 財産の確認と整理・・・不動産・動産・負債等を確認する
③ 内容を決める・・・遺産分割の内容や付言内事項を原稿に書く
④ 遺言書作り・・・遺言の種類は3種類 (自筆証書・秘密証書・公正証書)
後編は最も安全確実な公正遺言についてご報告いたします。
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