西村不動産販売スタッフブログ

黒部 大一

銀行間の引き下げ競争が激化している2016年住宅ローン金利

2016年2月7日


1月になって、住宅ローンの金利引き下げ競争が激しくなってきております。都市銀行や信託銀行の店頭金利は変動金利で2.475%に対して、実際の融資金利は0.6%~0.625%と非常に低い金利です。住宅ローンを借りる人にとって、金利の低下はありがたい事です。但し、このまま低金利がいつまで続くのでしょうか?今の住宅ローン金利引き下げ競争は、消費税増税をにらんで顧客を獲得したい銀行側の思惑も反映しております。特に注文住宅や新築マンションでは、税率引き上げの半年前までに契約すれば引き渡し時期にかかわらず税率8%とする経過措置が適用されるため、その期限となる今年9月30日までは金利はこのまま低い基準で推移すると思われます。マイナス金利政策により、しばらくは低金利が続くことも予測されますがその後は不透明です。住宅ローンは長期の借入ですので借りる側としても変動型だけでなく、固定型金利の活用も検討される事をおすすめいたします。

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