どうしても、日々まじめに生きていても、
どうにもならない事が起こります。
でも、何かがあった時、こそ、これから何とすべきか、何ができるのかと、
何ができるか、どんな可能性があるのかと思うと、
凄く前向きになれますので、
こんな、家があったらと、実感より思う事で、
①自由に間取りをカスタマイズできるお部屋。
入社当時、賃貸営業よりスタートさせていただき、
お部屋探しの方が見えるたびに、こんな家があったら良いのにと思うことが多々ありました。
よくお客様より、『場所、予算もいいんだけど、間取がねー』・・・。
ふと、思ったのが間取が自由自在に変更できるお部屋!
最近は、可動式収納で自由に部屋を区切る方法が出来てきました。
この業界で長くお仕事をさせて頂いていると、
一人暮らしから、結婚されて、家族が増え、子が巣立ち、と。
人の成長に合わせ、時間とともに価値観が変わり、ニーズも変わると痛感します。
その度に、お客さまより、とても気に入っていた部屋だったけど、
自分の事情で、合わなくなってしまってね。。と聞くと、本当にさびしいです。
もっと、ハードウェア的に、対応できる仕組みがあったら、
オーナー様も、入居者様も、住み替えたりせずに、お互い経済的にも、
不動産屋さんは商売にならなくなってしまいますが、、、
双方のお客様にとってベストなのになーと思います。
②トレーラーハウスの考え方。
東日本大震災の時に、オーナー様より相談を受け、当時最新鋭の高級耐震免震構造マンションを見に行きましたが、やはり損害を受けておりました。
地震大国ですので、基礎を打ち、地面に家を固定すれば、当然地震で破損が起こります。
非常識な発想ですが、
良く海外である、トレーラーハウスの概念は日本に合うのかなと思います。
こちらの会社さんの回し者ではありませんが、
こんな売買物件、賃貸物件があっても良いのでは無いのかなと。
http://www.lukura.com/trailerhouse
まだまだ、日本の今の制度では、
固定資産税の問題、あくまで、自動車として扱われてしまう、
住所の問題、ライフラインの引き込みなど、多々、法制度の問題があるらしいですが、
いつか、どこまでも安全な家、自由に間取り広さ場所を選べる家、など、
自分にも能力が付、そうした家を実現できることに、携われたらと思います。
有我 純
地震と住宅②
2016年4月30日