最近、天声人語のこのような記事がありました。
レストランに来店された男性がウエイトレスにこう言いました。「このステーキもう少し大きなものを頂けませんか?」
するとウエイトレスはこう答えました。「それならば次回から窓際の席へお座り下さい」と。
これは、通行人の目が行き届きやすい窓際のステーキだけ大きく作ることによって集客を図るというものです。
これはあくまでも皮肉の話ではありますが、真の経営に必要なことは人の目に見えないところでも努力、工夫をすることだと私は思います。
田井中 章
天声人語
2012年8月31日